腰痛 マットレス

あなたの腰痛の原因が寝具にあるなら、敷布団やマットレスを適切なものに換えることで改善される可能性は十分にあります。 では、腰に負荷のかからないマットレスとはどんなものでしょうか?

腰痛夫婦の主人と私が、実際に使った結果、これは腰痛をお持ちの方におすすめ出来ると自信を持ってご紹介出来る腰痛マットレスをランキングにしました。

目次

腰痛に効くおすすめ人気マットレスランキング

腰痛マットレスとしての特性である寝心地・体圧分散・寝返り・通気性・耐久性価格を基準とした、おすすめの腰痛マットレスランキングです。

腰痛夫婦の私たちが実際に体験して決定した、根拠のあるリアルランキングです。
それぞれの腰痛マットレスの詳しい感想や腰痛効果に関しては、主人の体験レビューをお読みくださいね。


1位

雲のやすらぎプレミアム

雲のやすらぎプレミアム

タイプ:高反発
種類:ノンコイル(ウレタン)
価格:39,800円
総合評価:5star
  • 極厚17cmの5層構造により、手ごろな価格でポケットコイルタイプのような寝心地を実現
  • マットレスの表面を凸凹加工して身体を点で支えて体圧分散(新クロスクラウド製法)
  • 独自開発の高反発スプリングマットで寝返りが楽にできる
  • アレルギーの人にも安心の防ダニ防菌防臭加工優れた通気性
  • 第3者機関で実証された耐久性「99.9%へたらない!」
  • 冬は暖かく、夏は涼しい、通年使えるリバーシブル設計
  • 腰の専門家である3名の整形外科医も納得の構造
  • 国内の工場で1つ1つ製造されている安心の日本製
  • 安心の100日間返金保証キャンペーン実施中
寝心地
体圧分散
寝返り
通気性
耐久性
価格

敷布団として販売されていますが、ベッドの上に置いてマットレスとしても使えます。

【ランキング1位:ノンコイル多層構造】
「雲のやすらぎ」体験レビュー

公式サイトはコチラ


2位

モットン

モットン

タイプ:高反発
種類:ノンコイル(ウレタン)
価格:59,800円→39,800円(今なら20,000円OFF)
総合評価:4star
  • 厚さ10cmの1層構造
  • マットレスの表面全体で身体を支えて体圧分散 
  • しっかりとした反発力で寝返りが打ちやすく、硬めが好きな人におすすめ
  • 体重に応じて硬さを選べる 
  • 安心の90日間交換・返金保証付き
  • 山本昌おすすめの腰痛マットレス
寝心地
体圧分散
寝返り
通気性
耐久性
価格

【ランキング2位:ノンコイル】
「モットン」の体験レビュー

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3位

13層やすらぎマットレス

13層やすらぎマットレス

タイプ:高反発
種類:ポケットコイル
価格:138,000円→98,000円(今なら40,000円OFF)
総合評価:4star
  • 厚さ27cmの13層構造 
  • プレミアム高反発コイル(ポケットコイル )で空に浮かぶような寝心地 
  • 3Dスプリング高反発構造で体圧分散
  • 点で支えるポケットコイルが睡眠時の姿勢をキープ&寝返りも打ちやすい
  • 国産だから日本の気候に合わせて夏涼しい&冬暖かく、通気性もバッチリ
  • 安心の60日間交換・返金保証付き。
  • 海外高級ブランド並みの品質を国産メーカーで実現。
寝心地
体圧分散
寝返り
通気性
耐久性
価格

今買うなら「13層やすらぎマットレス」。体圧分散できる多層構造&快適さと高級感も◎

【ランキング3位:ポケットコイル】
「13層やすらぎマットレス」の体験レビュー

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おすすめの腰痛マットレス口コミレビュー

腰痛夫婦の腰痛マットレスランキングについてご納得いただけたでしょうか?
ところで、私たち以外に実際にこれらの腰痛マットレスを使用している方はどのように感じていらっしゃるのでしょうか。

私たちの感想とともに、口コミレビューを見ていきましょう。


雲のやすらぎプレミアム

雲のやすらぎプレミアム

雲のやすらぎプレミアムのおかげで、私たち腰痛夫婦は、朝までぐっすりと眠れるようになり、腰痛から解放されました。

口コミを調べてみると、私たちと同じように雲のやすらぎプレミアムの良さを実感している人がたくさんいました。

ここでは、私たちの感想と口コミを紹介します。

腰痛夫婦の感想

 

雲のやすらぎプレミアム

左側が雲のやすらぎプレミアム、右側がモットンです。

見ただけでも厚みが違うので、雲のやすらぎプレミアムは、見るからにフワフワした寝心地のマットレス、という感じがしますよね。

実際、雲のやすらぎプレミアムに寝ると、「寝心地がいい!身体が浮いているみたい」と感じます。

これに対して、モットンに寝ると、まず「硬い」と感じます。何度か寝るうちに慣れてきますけどね。

雲のやすらぎプレミアム

17cmの厚さがどれくらい厚いかわかっていただけますか? 畳の上に直接敷いても、全く底付き感など感じません。

雲のやすらぎプレミアム

左側が秋冬用の面で、右側が春夏用の面です。

このようなリバーシブル仕様になっているおかげで、寒いときは暖かく、暑いときは涼しく、というように1年中快適に眠ることができます。

ここがモットンとの大きな違いなんです。

雲のやすらぎプレミアム

寝心地は柔らかいのですが、だからと言って、腰が沈みすぎることはありません。しっかりと支えられている実感があります。

マットレスの中には、凸凹加工したウレタンが使われていますが、凸凹は全く気になりません。

雲のやすらぎプレミアム

ホントに楽に横向きに寝返ることもできます。

横向きに寝ると身体に沿って程よく沈むのを感じます。でも、腰が沈みすぎることはなく、身体のどこにも痛みや疲れを感じません。

これが、腰痛マットレスランキング1位の寝心地です。

口コミ紹介


夢子(47歳・女性)

以前使用していたマットレスが古くなってきたので、買い替えを考えていた時に寝心地がよく腰の負担も軽減してくれる腰痛マットレスの雲のやすらぎプレミアムをネットで見つけたので公式サイトから購入してみました。。

ネットで見てある程度のスペックは知っていたのですが、届いて実際に見ると17センチもの厚さに驚きつつ試しに寝てみると今までのマットレスで我慢していた事を本当に後悔する程心地よかったのです。

雲のやすらぎでの初めての夜は、最初は慣れていないので寝付けないかと思っていたのですが、大袈裟でもなく気付いたら朝でした。 買い替えて良かった最大の点は、やはり寝心地の良さです。

ただ残念な点と言えば、余りにも寝心地がよくて子供も一緒に寝たがるのでシングルサイズでは小さかったと言う事です。 ボーナスが入ったら子供の分も購入する予定です。

まつもっちゃん(30歳・女性)

産後の育児で腰を痛めてしまい、今までの敷布団では夜中に腰痛で目覚めてしまうようになり、赤ちゃんの夜泣きだけでヘトヘトだったので、腰痛対策に評判の雲のやすらぎプレミアムを購入しました。

届いて早速寝てみると、気持ちいい!の一言です。 厚みがあるのに、沈まないので寝返りがしやすい。 身体への負担が少ないから、夜中に目覚める事なく熟睡できます。

雲の上で寝ているような、やみつきになるマットレスです。

ケンイチ(52歳・男性)

普通のマットレスに比べると断然寝心地は良く、眠りの質は高まっています。 ちょうど良い反発が体の負荷を軽減しているのが体感できます。

寝返りの数も減り、夜中に何度も目が覚めるという事もなく明け方まで目が覚めることがありません。

以前に比べて寝疲れるという事も少なくなり、慢性的な疲労感もなくなり仕事や私生活に実が入ります。

ルージュラ(35歳・女性)

引っ越しをしてから布団が合わないのか肩こり、腰痛になってしまい、我慢していたら余計に悪化してしまい痛み止め無しでは起き上がるのも辛いような状態になってしまいました。

どうせ布団を買い替えるなら腰痛に良いものにしようと購入したのが雲のやすらぎです。 使用してみるとまるで本当に雲の上にいるかのようなふんわりと全身を包み込む感じでした。

腰の痛みもしっかりと軽減してくれて辛かった仰向けでも寝れるし、使い続けているとだんだんと腰痛が治ってきました!

ぐっすりと眠れて久々に熟睡もでき、これがないともう寝れません!

金やん(29歳・女性)

初めは寝心地の良さや腰痛が楽になるのか半信半疑でした。 でも、いざ買ってみて使ったらとても良くて買って良かったなと改めて思いました。

私にとって値段が少し高めなのが難点だったんですが、あれだけの値段はあるなと思いました。

両親にも使ってもらいましたが、腰がかなり楽で熟睡できるようになったと言っており、私自信もかなり満足しています。

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モットン

モットンも、雲のやすらぎプレミアムと同様に、とても人気のある腰痛にいいマットレスです。

口コミを調べてみると、「腰痛が良くなった」という内容の良い口コミがとても多いです。

私たちの感想と口コミを紹介しますので、参考にしてみてください。

腰痛夫婦の感想

 

これが我が家のモットンです。しっかりとした厚みのあるマットレスです。 床や畳の上に直に敷いて使っても、底付き感は全くありません

カバーをめくってみると、モットンが分厚いウレタンフォームでできているのが良くわかります。

手で押してみると、とても強い反発力を感じます。

強い反発力のおかげで、マットレスの上に起き上がるのも、寝返りを打つのも、楽にできます。 こういうときに腰に負担がかからないのがいいですね。

手前が雲のやすらぎプレミアム、奥がモットンです。

ただ、うちのモットンは、腰痛夫の体重に合わせて硬さを選んだので、腰痛妻には硬すぎて、体が痛くなってしまうのです。

モットンを買うときは、必ず体重に合わせて3種類の中から硬さを選んで、マイ・モットンを持つようにしましょう。

雲のやすらぎプレミアムは硬さは1種類しかありませんが、夫も妻も快適に眠れます。

口コミ紹介


よっしー(50歳・男性)

若い時から腰痛があり柔らかいベッドで寝ると、翌朝は確実に腰の痛みがでていました。

そのため家ではタタミの上に布団を敷いてねていましたが、高反発マットレス「モットン」のことを知人に教えてもらい、早速購入しました。

私には合っていた様で3ヶ月使用して腰の痛みは、かなり楽になりました。
固さもちょうどいい感じで、今では手放せない物の1つになりました。

おおみや(30歳・女性)

子供が小さく、抱っこばっかりで腰痛が始まり始めたころモットンを使用し始めました。

初めは気持ちきいてるかな?くらいしか思わなかったんですけど、最近ふと気づくと腰痛がほとんどなくなりました。気づかないうちに治ったんだとおもいます。

妊娠中は腰痛が酷くて大変だったので、その頃から使っとけばよかったと思いました。

えりりん(23歳・女性)

母がマットレスがすごく柔らかいし、寝るときすごく寝心地良いと言ってました。長年の腰痛と寝起きのだるさが大きく改善したそうです。

母が腰だけではなく、肩こりと冷え性も改善できると言っていました。こんなすごいものはぜひみなさんに教えたいです。

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13層やすらぎマットレス

13層やすらぎマットレスは、シモンズやサータのような外国製高級ベッドマットレス並みの品質のポケットコイル マットレスです。

私たち腰痛夫婦だけでなく、たくさんの方が、13層やすらぎの寝心地に満足し、腰痛から解放されています。

ここでは、私たち腰痛夫婦の感想と口コミを紹介します。

腰痛夫婦の感想

 

13層やすらぎマットレスは、身体が浮いているように感じるような寝心地です。ふかふかなのにいい感じの反発力を感じます。

朝まで一度も目覚めることなく、ぐっすりと眠れます。

マットレスの上で楽に起き上がったり、寝返りをうてます。しっかりとした反発力のおかげですね。

何よりも、朝起きたときの腰の軽さが嬉しいです。

13層やすらぎマットレスは、もう言うことがないくらい、素晴らしいです。

でも、シングルサイズで98,000円と、お値段がちょっと高かったので、ランキングは3位にしました。

口コミ紹介


近藤(56歳・男性)

13層のやすらぎマットレスに出会ってから、眠りの質が劇的に改善され、毎日夜眠りにつくのが楽しみになりました。
反発力が強くて体をしっかり支えてくれるので、横になると全身が宙に浮いているかのように楽になります。

以前は腰痛に悩まされていましたが、いまは全く痛みを感じなくなり、健康な日々を送っています。値段ははりましたが良い買い物が出来ました。今後も長く使い続けます。

りゅうじ(23歳・男性)

腰痛が酷い時もあり整体などに通っていましたがネットでやすらぎマットレスを購入したら整体に通う回数がかなり減りとても楽になりました。

朝起きるときなど腰痛で目が覚めたり寝ることができないなどありましたが現在はぐっすりと眠ることができています。
夏場は暑いので夏用のマットレスもあるといいなと思いました。でも現在はとても楽になりました。

てっちゃん(38歳・男性)

ほかで宣伝しているマットレスと比べてみても断然こちらの商品のほうが良かったです。

腰痛に悩んでいる人が買い求めるとこちらの商品の良さに満足できると思います。
腰に余計な負担をかけずに寝ころべてお年寄りにもおすすめできる商品です。絶対に満足できると思います。

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腰痛改善に効果のあるマットレス選び6 つのポイント

 

私たち腰痛夫婦が腰痛マットレスランキングを、寝心地、体圧分散、寝返り、通気性、耐久性、価格の6つのポイントで評価していたのを覚えていますか?

これら6つのポイントが、腰痛改善に効果のあるマットレスを選ぶ時の大切なポイントなのです。

ここでは、寝心地、体圧分散、寝返り、通気性、耐久性、価格が、どうして腰痛にいいマットレスを選ぶ時に大切なのか、を説明します。

(1)寝心地

マットレスの腰痛改善効果には、寝心地がとても大切です。

でも、寝心地がいいかどうかは個人の好みによるのでは、と思いませんか?

確かに、好みもあるでしょう。

でも、腰痛持ちの人にとって寝心地がいいマットレスには、
・正しい姿勢をキープする反発力がある
・厚いマットレス
・快適に眠れる

という特徴があります。

こんなマットレスなら、朝まで熟睡できて、腰や腰の周りの筋肉を寝ている間にしっかりと休めることができます。

正しい姿勢をキープする反発力

腰痛持ちの人にとっての寝心地のいいマットレスには、正しい姿勢をキープする反発力が必要です。

正しい姿勢というのは、実は、立っている時と同じ姿勢です。

立っている時と同じ姿勢をキープして寝るためには、高い反発力のあるマットレスが必要です。

でも、反発力がとても強くて、硬すぎるマットレスだと、出っ張ったお尻と肩の間の腰に隙間ができてしまいます。これでは、腰に余計な力が入ってしまいます。

逆に、反発力が弱くて、柔らか過ぎると、腰が沈み込んでしまいます。これでは、腰に負荷のかかる体勢になってしまいます。

適度な高反発力があるマットレスなら、下の図のように、体の線がまっすぐに伸びた正しい姿勢を無理なくキープすることができます。

正しい姿勢をキープしていれば、朝まで熟睡できます。

厚いマットレス

厚いマットレスも、腰痛持ちの人にとって寝心地のいいマットレスです。

マットレスは、厚くないと寝ている人の体をしっかりと支えることができません。

薄いマットレスだと、寝ている時に身体にかかる負荷を吸収しきれません。その上、すぐにへたってしまいます。

また、薄いマットレスを床や畳に敷いて寝ると底付き感が出て、腰によくありません。

薄いマットレスは、敷布団やマットレスの上に敷いて使うこともできます。しかし、どんな敷布団やマットレスの上に敷くかによって寝心地が変わります。

それでは、厚さが何センチあればいいのでしょうか?

最低でも8cmあれば大丈夫でしょう。

ちなみに、モットンは厚さ10cm雲のやすらぎプレミアムは17cm13層やすらぎマットレス27cmです。

雲のやすらぎプレミアムの寝心地がとてもいいのは、17cmの厚さのおかげなんですよ。

快適に眠れる

当たり前のことですが、快適に眠れなければ、朝まで熟睡することはできません。

何を快適に感じるかは、人それぞれかもしれません。

でも、代表的なのは、夏に涼しく、冬に暖かく、快適に眠れることではないでしょうか。

「背中が蒸れて暑苦しくて眠れない」「冷気がスースーして寒くて眠れない」と感じるようでは、熟睡できません。そればかりか、朝起きた時に、「疲れたー。腰だるい。」と感じてしまいます。

ですから、腰にいいマットレスは、この点について様々な工夫をしています。

例えば、雲のやすらぎプレミアムは、リバーシブル仕様になっています。片面はフランス産の羊毛を使って暖かく眠ることができる冬仕様、もう片方の面は、帝人のマイティトップIIを使用して熱がこもらない夏仕様になっています。

(2)体圧分散

腰痛改善に効果のあるマットレスは、体圧分散に優れていなければなりません。

体圧分散というのは、身体にかかる圧力を散らして、身体の一部に圧力がかかりすぎないようにすることです。

具体的にどういうことなのかというと、人が仰向けに寝ると、腰に体重の約44%にあたる負荷が、肩には体重の約33%にあたる負荷がかかる、と言われています。

このように腰や肩に体圧が集中しないように、分散させることができるマットレスを体圧分散に優れているマットレスといいます。 こうして、寝ている時に腰にかかる負担を減らすと、腰とその周りの筋肉を休ませることができます。

腰痛にいいマットレスは、体圧分散をより良くするために、仕様を工夫しています。

例えば、モットンは、体重別に体圧分散測定を行って、そのデータを元に、体重別にマットレスの硬さを3種類から選べるようにしています。

また、雲のやすらぎプレミアムは、凸凹加工したウレタンを2枚使用することで、体圧をゆるやかに、かつ効率的に逃す仕様になっています。

(3)寝返り

寝返りが楽にできることも、腰痛改善に効果があるマットレスには大切です。

睡眠中、無意識に姿勢を変える「寝返り」。1時間に平均して2回ほどが適切な寝返りと言われています。

寝返りの役割は、同じ姿勢を続けることでひとつの場所に負荷がかかり過ぎたり、圧迫されて血流が滞ったりするのを防ぐことです。

また、寝返りには、日中に歪んだ骨格を整えたり、布団の中の温度を調節するなどの働きもあります。

つまり、寝返りが適切にうてない寝具だと、日中の疲れが取れないばかりか、血流が悪くなったり、余分な負荷がかかってしまう事になるのです。

そして、寝返りを適切にうつためには、より少ない筋肉を使って、より短時間に寝返りができなくてはいけません。

高反発のマットレスなら、寝返りをする身体を支えて、押し戻すことができるので、楽に寝返りできます。

低反発のマットレスは、身体を押し戻す力がとても弱いので、寝返りがうまくできません。

それから、寝返りが大切という事は、寝返りをうって横向きになった時の姿勢も大切。

横向きになった時に背骨がまっすぐ伸びているのが正しい姿勢です。

(4)通気性

腰痛持ちの人には、通気性の良いマットレスが必要です。

私たちは、夜寝ている間にコップ1杯分(約200cc)の汗をかくと言われています。

寝ている間にかいた汗がマットレスの内部に溜まってしまうと、蒸れて快適に眠ることができなくなります。

また、マットレスを湿ったままにしておくと、へたりやすくなってしまいます。

ですから、腰痛にいいマットレスは、マットレスの上から下へと汗や空気が流れやすい構造になっていなければなりません。

例えば、雲のやすらぎプレミアムは、凸凹加工したウレタンを使用することで、汗と空気が上から下へと流れやすくしています。

また、13層やすらぎマットレスは、マットレスの側面にエアレット(マットレスの内部の空気を外に出すための穴)が設けられていて、マットレスの内部に湿気がたまらないようになっています。

(5)耐久性

腰痛改善に効果のあるマットレスは、耐久性にも優れています。

耐久性に優れているというのは、すぐにへたらない、ということです。

腰痛の悩みのない人だって、すぐへたらないマットレスが欲しいですよね。

でも、腰痛持ちの人にとっては、へたり、イコール、腰痛悪化の原因になるので、深刻な問題です。

マットレスがへたる時は、大体、いつも寝ている場所が凹んできます。特に、負荷がかかりやすい腰の部分や肩の部分はへたりやすいです。

凹んでいるマットレスは体圧分散が上手くできなくなるので、せっかく治っていた腰痛がまた再発してしまうのです。

ですから、マットレスがへたり始めたら、腰痛持ちにとって、それは買い替えのサインになります。

へたらないマットレスというのはないので、使用を続ければ、マットレスはいつかはへたります。

でも、それが、使い始めてから、数ヶ月や1年では困りますよね。

公式ページに耐用年数を書いてあるマットレスもありますが、マットレスの耐久性は、使用状況や使用環境によって、大きく変わります。

また、定期的にマットレスを干して湿気をとったり、ローテーション(マットレスの向きを変える)したりというメインテナンスを怠ると、マットレスはすぐにへたってしまいます。

なので、公式ページの耐用年数は、参考程度に考えておきましょう。

(6)価格

結論から言うと、価格が安いマットレスは腰痛改善に効果はありません。

だからと言って、価格が高ければいいというわけでもありません。

価格が安いマットレスは、薄かったり、素材に良いものを使っていなかったりして、すぐにへたってしまいます。ですから、腰痛改善効果を望めません。

これに対して、価格の高いマットレスは、良い素材を使って、腰痛にいい仕様で作られています。

でも、注意しなければならないこともあります。

例えば、有名なアスリートをCMに起用しているエアウィーヴや西川エアー(AiR)マットレスなどは、広告費用もマットレスの価格に入っています。

マットレスの価格が100%マットレスの品質の値段とは限らないのです。

わたしたち腰痛夫婦がランキング1位と2位にした雲のやすらぎプレミアムモットンは、両方ともシングルサイズが39,800円です。

でも、例えば、雲のやすらぎプレミアムかモットンを5年使用したとします。

5年で39,800円だったら、1年あたり7,960円、1ヶ月あたりは663円くらいになります。

腰痛で整形外科や整体に通ったら、その治療費や交通費、それから、鎮痛剤や湿布代などの医療費がかかります。

1ヶ月663円くらいの費用で、腰痛から解放されるのなら、39,800円のマットレスは全然悪くないですよね。

腰痛の原因

 

そもそも、どうして腰痛になるんでしょうね?

腰痛がなければ、マットレスを選ぶのがもっと簡単だったかも。

そこで、わたしたち腰痛夫婦は、専門家の方々が腰痛についてどう説明しているのか調べてみました。

腰痛で病院を受診する人の約85%は、検査をしても明らかな異常や病気が見つからないのだそうです。

こういう腰痛について、東京大学の運動器疼痛メディカルリサーチ&マネジメント講座のHP は、「腰への負担が引き金となって起こる(病気というほどではない)脊椎の不具合と、心理的ストレスが関係する脳機能の不具合の2つの要因で起きる」と説明しています。

脊椎の不具合を起こす要因として、
・悪い姿勢
・利き足の酷使
・長時間同じ姿勢

などがあります。

猫背などの悪い姿勢や効き足の使い過ぎ、また、長時間同じ姿勢でいることで、背骨の歪みが生じて重力を分散する力が弱くなります。

そうなると、周辺の筋肉へ負担をかけることとなり、筋肉に疲労が溜まって炎症を起こします。

それから、先ほどの東京大学の運動器疼痛メディカルリサーチ&マネジメント講座のHP によると、脳機能の不具合について、以下のようの説明しています。

仕事や人間関係でのトラブル、腰痛に対する恐怖や不安などの心理的ストレスが関係しています。心理的ストレスが強まると、ドパミンやオピオイドという痛みを抑える脳内物質が分泌されにくくなり、痛みが起こりやすくなります。 また、ドパミンの分泌が低下すると、神経のバランスを保つセロトニンという脳内物質の分泌も低下します。そのために自律神経のバランスが崩れ、腰痛、背中の張り、肩こり、頭痛、めまい、耳鳴り、動悸、睡眠障害など、さまざまな症状が現れやすく、複数の症状が重なったら注意が必要です。

心理的ストレスが腰痛の原因になるんですね。

こうしてみると、腰痛持ちの人には、筋肉をしっかり休めることができて、かつ快適に熟睡できるマットレスが必要だということがよくわかりますね。

悪い姿勢

腰痛の原因は、腰の使いすぎや急激な圧力などだけではありません。

姿勢の悪さによる背骨の歪みも大きな原因の一つになります。

最近はデスクワークの増加や運動不足など、姿勢が悪くなる環境が増えてきているので、日常生活のあらゆる状況で、背骨が歪みやすいといえます。

背骨が歪むと、それを中心で支える腰に対して過度に負担がかかったり、力のかかるバランスが悪くなったりして、それが積み重なった結果、腰痛に至ります。

この場合、姿勢自体を改善しない限りは、腰の負担も無くなりません。

そのため、腰の痛みを取り除きつつ、日常生活において姿勢をよくすることを意識するのが重要になります。

整骨院などで指導してもらうと、より効果的に改善することができるでしょう。

利き足の酷使

意外な要因として利き足の酷使があります。

立っているとき、どちらかの足に重心を置いていませんか。座るときも足を組むことはありませんか。左右のバランスが悪いと腰に負担がかかります。

そして、腰に強い負担や長年負担をかけていると耐えきれなくなり腰痛として悲鳴をあげます。

腰は体のバランスを取る大事な役割を担っています。立っているとき、歩いているとき、座っている時でさえ、腰が体のバランスを取っているから体勢が保てるのです。

気付いたときに姿勢を直す癖をつけると、腰痛防止や軽減できますので試してください。

長時間同じ姿勢

毎日長時間同じ姿勢を続けることが慢性的な習慣になっている場合は、血流がうっ血し血栓や腰痛の原因にもなります。

特にデスクワークなどの座ったままの姿勢は背骨や腰に負担をかけますので、神経や脛椎を痛めやすくなります。

また、血流の悪さが筋肉疲労をおこし、腰の骨や周辺の神経に良くありません。

それから、血流が悪くなることで筋肉の柔軟性が無くなったり骨がズレやすくなります。

30分おき程度に簡単なストレッチをすると良いと言われています。

心理的ストレス

 

仕事や人間関係のストレスや不安から腰痛になる人もいます。

また、腰痛に対する恐れや不安を持つようになって、腰痛に対するストレスのせいで腰痛がもっとひどくなってしまうこともあるようです。

東京大学の運動器疼痛メディカルリサーチ&マネジメント講座のHP によると、心理的ストレスを受けているときは、腰痛を悪化させたり、治りにくくする要注意状態になるそうです。

自分にあったストレス発散方法を見つけて、ストレスを溜め込まないようにしないといけませんね。

あなたは大丈夫?寝ている時の基本姿勢

腰痛にいいマットレスを使えば、普通に寝るだけで正しい姿勢で寝ることが可能です。

それでは、正しい姿勢ってどんな姿勢なんでしょう?

正しい寝姿勢とは、立っている時と同じ姿勢と言われています。

では、立っている時の正しい姿勢って?

背骨がS字カーブを描く姿勢です。

背骨は、人間が二足歩行になったことで背骨が重い頭を支えなければならなくなったので、まっすぐではなく適度なS字の形になることで、頭の重みなどの負担を分散できるような形になっているのです。

腰痛改善に効果があるマットレスに寝ると、背骨のS字カーブをキープできる正しい寝姿勢で寝ることができます

寝ている時の基本姿勢って?

寝ている時の基本姿勢は、立っている時と同様に、背骨のS字カーブをキープできる姿勢です。

眠っている時にマットレスが柔らかすぎると重い頭やお尻が沈み込んでしまいます。また、硬いマットレスだと頭とお尻に重みがかかってしまいます。

どちらの場合も、背骨の本来のS字カーブを維持できなくなってしまい、腰に負担がかかり、腰痛を引き起こしてしまうのです。

腰痛を改善させるためには、寝ている時の基本姿勢を保てる硬さのマットレスを見つけなければなりません。

硬すぎるマットレスに寝ると?

硬すぎるマットレスに寝ていると何が起こるのでしょうか?

まずはマットレスなどを使わず、硬い床などに横になった場合で考えてみましょう。

人間の体は平らではないので、体の出っ張った部分に体重がかかることになります。

赤い矢印の部分、お尻と肩に体重がかかっているのがわかりますね。そして、腰の部分はその2個所の間。隙間ができて、宙に浮いてしまっています。

そのため、仰向けに寝たときに腰を自分の力で支えようとして無意識に力が入ってしまうのです。

硬すぎるマットレスや、いわゆる「せんべい布団」で寝ていてもこれに近い状態になってしまいますね。

柔らかいマットレスで寝返りうてますか?

では、柔らかい敷布団なら快適に眠れるでしょうか?

低反発マットレスは、身体の凹凸に合わせて深く沈み込むのが特徴です。 自分の体に合わせて沈み込み、体を包んでくれるマットレスや敷布団の柔らかい寝心地は良いもの。

しかしひとつ、注意しなければならないことがあります。

それが「寝返り」

人が寝返りをうつのは、ノンレム睡眠からレム睡眠に移行する時で、平均1時間に2回程度が適切だと言われています。

「寝相が悪いと恥ずかしい」という感覚があるかも知れませんが、寝返りをうつのは実は重要です。

布団の中の温度と湿度を快適に保つよう無意識にコントロールすると共に、同じ姿勢を続けることでひとつの場所に負荷がかかり過ぎたり、圧迫されて血流が滞ったりするのを防ぎます。 それだけでなく、日中に歪んだ骨格を整えてくれる働きもあるのです。

だから寝具選びには、「寝返りのうちやすさ」も大切です。

寝返りを打つ時に、なるべく短い時間で、その上、少ない筋肉を使ってできるのが腰痛持ちの人にとって理想的なマットレスです。

低反発マットレスは、身体のラインに合わせて深く沈み込みますが、身体を押し返す反発力が弱いです。

ですから、下の図のように、一番負荷がかかる腰の部分が深く沈んだままになってしまい、寝返りがうちにくくなります。

寝返りがしにくくなって回数が減ると、体がくの字に曲がったままになり、却って腰に負担のかかる姿勢になってしまいます。

加えて、マットレスが身体に密着する時間が長くなって、熱がこもりやすくなります。

柔らかいマットレスに寝たら、寝返りはうてません。

肩こりや首の痛みも改善

 

寝ている間に基本姿勢を保てるマットレスであれば、腰の痛みだけでなく、背中の痛みや首・肩の痛みにも効果的です。

そして、寝返りが楽にできるマットレスなら、腰だけでなく、背中、首、肩の筋肉への負荷もかからないので、肩こりや首の痛みが楽になります。

腰痛改善に効果があるマットレスは、実は、肩こりや首の痛みの改善にも効果があるんですよ。

腰痛マットレスに良い硬さ=ニュートンとは

これまで、「マットレスが硬い」「マットレスが柔らかい」というフレーズを何度か使ってきました。 では、マットレスの「硬い」「柔らかい」はどうやって決めるのでしょう?

ニュートンとは?

マットレスの硬さは消費者庁の家庭用品品質表示法により決まった基準があります。

区分
用語(表示名)
110ニュートン(11重量kg)以上
かため
75ニュートン(7.5重量kg)以上
110ニュートン(11重量kg)未満
ふつう
75ニュートン(7.5重量kg)未満
やわらかめ

(引用:消費者庁 家庭用品品質表示法 )

ニュートン(Nとも表記される)とはマットレスの多くに使用されているウレタンフォームの硬さの単位です。

一般的に100ニュートン以上のものが高反発マットレスとされていて、60ニュートン以下のものは低反発マットレスといわれています。

腰痛マットレスに良い硬さは?

一般的には、腰痛マットレスにおすすめなのは硬めのマットレスになります。

しかし、体格、体型、体重によっては、硬めのマットレスが合わない人もいます。

それでは、自分に合うマットレスの硬さは、どうやって見つけたら良いでしょうか?

そこで、わたしたち腰痛夫婦は、再び、専門家の方々がどう説明しているのか調べてみました。

そして、米国ハーバード大学医学部の教授が、腰痛改善に役立つマットレスについて説明しているサイトを見つけました。

整形外科が専門の米国ハーバード大学医学部ジェフリー・カッツ教授(Dr Jeffery N Katz)によると、実は、これまで医学界では、腰痛に良い硬さのマットレスについて、あまり研究されてきていないそうです。

カッツ教授が紹介する腰痛持ちの人とマットレスについての二つの調査から、
・硬めのマットレスで寝ている人より硬すぎるマットレスで寝ている人の方が、身体の痛みを訴えたり、よく眠れないことがある

・柔らかすぎるマットレスだと、身体が沈みすぎて関節に悪い影響を与えるので、寝ている間に痛みを感じる
ことがわかっているそうです。

ということで、カッツ教授は、腰痛の患者さんには、「マットレスを購入する前に、色々な種類のマットレスを試しなさい」とアドバイスしている、とのことでした。

やはり、柔らか過ぎるマットレスが腰痛によくないみたいですね。

そして、自分にあうマットレスを見つけるために、試してみることは大切ですね。

そもそも、世の中にはどんなマットレスがあるのでしょう?

以下で腰痛対策におすすめのマットレスについて解説します。

腰痛マットレスとしておすすめなのは?マットレス比較

 

マットレスは

  • ●ボンネルコイルスプリングマットレス
  • ●ポケットコイルスプリングマットレス
  • ●低反発マットレス
  • ●高反発マットレス

の4種類に分類されます。

※横にスクロール出来ます。

  タイプ別 素材 主な商品 メモ
コイル系 ボンネルコイル ボンネルコイル +詰め物 無印、ニトリなど多数 ベッド用のみ
ポケットコイル ポケットコイル +詰め物 13層やすらぎ シモンズ サータ シーリー
ノンコイル系 低反発 ウレタン トゥルースリーパー
テンピュール
ベッド・敷布団両方使える
高反発 ウレタン 雲のやすらぎプレミアム モットン マニフレックス ムアツ布団 エアー(AiR)マットレス
ファイバー エアウィーヴ
ブレスエアー

では腰痛マットレスとしておすすめなのはどのマットレスなのでしょうか。 高反発がいいの?低反発がいいの? 詳しく解説します。

ボンネルコイル スプリングマットレス

ボンネルコイルのマットレスは、 コイルスプリングを連結させて作った面の上を綿やウレタンで覆うという構造のマットレスです。

身体をボンネルコイル の面で支える仕様なので、硬めのマットレスになります。

ただ、二人で寝る場合、一人の動きの振動がもう一人に伝わりやすいので、あまりおすすめできません。

ポケットコイル スプリングマットレス

シモンズやサータなど、ほとんどの高級スプリングマットレスは、ポケットコイル のマットレスです。

ポケットコイルマットレスは、バネの一つ一つが「ポケット」と呼ばれる不織布の袋に包まれていて、それぞれが独立して並んでいます。

個々のバネが点で身体を支えるので、頭や背中、腰といった加重が掛かる部分だけ沈み込み、体型や姿勢に合わせて形が変わり、自然な姿勢で寝られます。

またポケットコイルマットレスの構造は、腰や背骨の負荷をパランス良く分散できるので、腰痛改善の効果を感じる人が少なくないです。

バネの太さや長さ、並べ方、それから、ポケットコイル の上にかぶせる詰め物(綿、羊毛、ウレタン、ラテックスなど)によって、ポケットコイル マットレスには、非常に硬いものから柔らかめのものまで、様々な硬さがあります。

それから、二人で寝る場合、一人の動きの振動がもう一人に伝わりにくいので、おすすめできます。

低反発マットレス

低反発マットレスは寝心地が柔らかく、今もなお、人気があり注目されています。

低反発ウレタンが体の圧力を吸収してくれるので、 寝ている間に起こる手足のしびれを解消してくれます。

それから、寝返りの回数を抑えてくれる特徴があるので、 疲労回復にも効果があると言われています。

低反発マットレスは、手のひらで押すとへこみ、元に戻るまで時間がかかる事で知られています。

とても柔らかいので、重たい部分ほど深く沈み込んで体にフィットし、優しく包まれた感覚になります。

しかし、反発力が弱いと、寝返りをする時にマットレスが身体を押してくれないので、腰に負担がかかります。

寝返りが上手に出来ないと、同じ姿勢を維持することになり、腰に負荷がかかります。

したがって、 腰痛持ちの人には向いていませんので、注意が必要です。

高反発マットレス

高反発マットレスには、
・正しい姿勢をキープする反発力がある
・体圧分散に優れている
・寝返りしやすい

という、腰痛改善に効果があるマットレスの特徴があります。

高反発マットレスというと、ウレタンのマットレスが主流ですが、ファイバー素材の高反発マットレスも人気があります。

ここでは、高反発ウレタンマットレスと高反発ファイバーマットレスを紹介します。

高反発ウレタンマットレス

ボンネルコイルスプリングマットレス

私たち腰痛夫婦が、腰痛マットレスランキングの1位と2位に選んだ雲のやすらぎプレミアムモットンは、高反発ウレタンマットレスです。 高反発ウレタンは形状の戻りが早いという特徴があります。
この形状の戻りが早いという特徴のおかげで、
・正しい姿勢をキープする
・寝返りしやすい

ことが可能になっています。
また、高反発ウレタンは体圧分散にも優れています。

特に、雲のやすらぎプレミアムは凸凹加工したウレタンと高反発スプリングマット(高反発ウレタン)を組み合わせた多層構造にすることで、体圧分散を効率的に上手くできる仕様になっています。

以前は、高反発ウレタンは通気性が良くない、という欠点がありました。

しかし、最近の高反発ウレタンマットレスは、メーカーが高反発ウレタンの作り方を工夫して、通気性が良くなっています。

例えば、雲のやすらぎプレミアムは、通気性が良くなるように加工された高反発スプリングマットを凸凹加工したウレタンで挟んで、汗と空気が上から下へと流れやすくしています。

また、モットンは、ウレタン内部の気泡の大きさを調整することで、汗と空気が上から下へと流れやすい構造になっています。

これらのマットレスは、通気性には何も問題はないのですが、フローリングや畳の上に直に敷いて仕様した場合、寝ている間にかいた汗がマットレスの底面とフローリングや畳の間に溜まります。

ですから、こまめにマットレスを干して、マットレスの湿気を取り除くことが必要です。

高反発ファイバーマットレス

 

ポケットコイルスプリングマットレス

高反発ファイバーマットレスでは、ブレスエアー 製マットレスやエアウィーヴが有名です。

ブレスエアー は大手化学繊維メーカー東洋紡が開発したプラスチック樹脂の高反発クッション材です。

エアウィーヴは、エアウィーヴ社が開発したプラスチック樹脂の高反発クッション材エアファイバーを使用したマットレスです。

ブレスエアー もエアウィーヴも、高反発ウレタン並みの反発力があり、体圧分散にも優れています。

そして、両方ともクッション材内の90%以上が空気層ということで通気性抜群です。

高反発ウレタンマットレスと異なるところは、洗えるという点です。

なので、おねしょなどのアクシデントが多い小さなお子さんのいる家庭に人気があります。

腰痛対策で選ぶなら、おすすめは高反発マットレス

低反発マットレス

腰痛対策としての腰痛マットレスに、高反発マットレスが良い理由とはなんなのでしょうか?

その理由は、高反発マットレスを使った時の

  • ・正しい姿勢をキープする反発力
  • ・寝返りの打ちやすさ
  • ・体圧分散

にあります。

高反発マットレスは、 適度な弾力を持ち、低反発マットレスのように深く沈み込む事がないため、腰に負荷がかかりません。

そして、寝返りをサポートしてくれるため、適切に寝返りが打てるだけでなく、寝返りにムダな力が入らないので、腰やその周りの筋肉が疲れにくくなっています。

また、寝返りをうって横向きになっても、正しい姿勢をキープしてくれます。

横になった瞬間の寝心地の良さでは低反発マットレスの方が上ですが、腰痛対策という点で見ると、高反発マットレスがおすすめです☆

小柄な人は低反発マットレスがおすすめ?

高反発マットレス

高反発マットレスで寝ると、身体が痛くなるという人がいます。 こういう人には小柄な人が結構います。

小柄な人は体重が軽いので、体圧が高反発マットレスの反発力に負けてしまい、とても硬いマットレスに寝ているのと同じ状態になってしまうのです。

したがって、寝ている時に正しい姿勢をキープすることができません。

それならば、小柄な人は低反発マットレスが合うのでしょうか?

低反発マットレスなら、小柄な人でも体に合わせて沈んでくれます。

しかし、低反発マットレスには、寝返りを楽にするだけの反発力がありません。

ですから、小柄な人であっても、腰痛持ちの人は、低反発マットレスは避けるべきです。

例えば、モットンは、体重45kg以下の人には、100N(ニュートン)の硬さのマットレスをすすめています。

100Nというのは、硬めのマットレスより少し柔らかいものになります。

小柄な人は、ウレタンマットレスだったら100Nくらいを目安に選ぶのがおすすめです。

買う前は実際にお店で試してみる

高反発マットレス

一般的には、高反発マットレスが腰痛改善に効果があるマットレスであると考えられています。

しかし、使う人の体重、体格、体型などによってどんなマットレスが身体に合うかは異なります。

また、マットレスは、腰痛に効果のあるもの、寝心地重視のもの、値段の安さが売り物のもの、など実に様々なものがあります。

自分にあうマットレスを探すためには、インターネットで口コミを調べたら、実際に販売店やショールームに行って硬さや寝心地を確かめてみてください。

また、専門知識が豊富な販売員さんから説明を聞く事で新たな発見があるかもしれません。

ただし、マットレスが本当に自分に合うかどうかは、自宅で実際に寝てみなければわかりません。

返品保証のあるマットレスを選ぶ

 

私たち腰痛夫婦が腰痛マットレスランキングのTOP3に選んだ、雲のやすらぎプレミアム、モットン、13層やすらぎマットレスは、ネット通販でしか購入できません。

ですから購入を決めるにあたっては、ネットの口コミ情報を探すか、カスタマーサポートに質問するか、知り合いが使っているのを見せてもらう、くらいしかありません。

ただし、これら3つのマットレスの共通点は、返品保証制度がついていることです。

つまり、これらのマットレスは、購入後自宅で1 - 3ヶ月実際に使用して、身体に合わなければ返品することができるのです。

世の中には本当にたくさんのマットレスが販売されていますが、未使用のものや不良品のみしか返品・交換できないマットレスが多いです。

ちなみに、雲のやすらぎプレミアムは100日間、モットンは90日間、13層やすらぎは60日間の返品保証がついています。

そして、返品保証はそれぞれの公式ページから購入したときのみについていますので、注意してください。

腰痛を悪化させるマットレスは?

 

私たち腰痛夫婦は、腰痛マットレスランキングを、寝心地、体圧分散、寝返り、通気性、耐久性、価格の6つのポイントで評価しました。

ということは、腰痛を悪化させるマットレスは、反対の特徴をもつマットレスということになりますよね。

したがって、腰痛を悪化させるマットレスは、

  • ・寝心地が悪い
  • ・体圧分散しない
  • ・寝返りしにくい
  • ・通気性が悪い
  • ・耐久性がない
  • ・値段が高すぎ、もしくは安すぎ

ということになります。

ここでは、腰痛を悪化させるマットレスの具体例として、薄いマットレスと低反発マットレスを紹介します。

薄いマットレス

「腰痛にはせんべい布団がいい」なんて言う人に会ったことはありませんか?

しかし、薄い布団やマットレスは、寝ている人の体重を吸収しきれません。

したがって、正しい姿勢をキープすることができず、腰に負担がかかってしまいます。

また、畳やフローリングの上に直接敷いて使う場合は、底付き感が出て快適に眠ることができません。
腰痛に薄い布団はダメですよ。

低反発マットレス

低反発マットレスは、身体のラインに沿って沈むので、とても寝心地が良いと感じる人が多いです。

しかし、低反発マットレスは寝ている人の身体を押し返す力が弱いので、寝返りが打ちにくくなります。

そして、寝ている間に正しい姿勢をキープすることができないので、腰に負担がかかります。

また、低反発マットレスは、身体のラインに沿って沈むので、身体全体に密着します。ですから、夏場はとても暑く感じて、快適に眠れません。

それから、低反発マットレスは、気温によって硬さが変化します。冬は硬くなり、夏は柔らかくなるので、安定した寝心地が得られません。
腰痛持ちの人は、低反発マットレスを避けてください。

腰痛にオススメなのはベッドなの?敷布団なの?

腰痛の改善に、ベッドと敷布団どちらが良いのかは、意見の分かれるところだと思います。

生活様式によって好みが分かれるところですが、 腰痛にいいマットレスを使用すれば、ベッドでも敷布団でも大丈夫でしょう。

腰痛にオススメなのはベッド?

 

ベッドで腰痛にいいマットレスを使うと、敷布団のように毎日の布団の上げ下ろしをしなくて良くなります。これは、腰痛に悩む人には嬉しいですね。

ただし、定期的にマットレスを風に当てて湿気をとったり、ローテーション(マットレスの向きを変える)をしたり、といったお手入れは必要です。

また、朝起きて立ち上がる時に、ベッドの方が敷布団より高さがある分、楽になります。

私たち腰痛夫婦が腰痛マットレスランキングの1位と2位に選んだ雲のやすらぎプレミアムモットンベッド用のマットレスとして使用することもできますよ。

腰痛にオススメなのは敷布団?

腰痛にいいマットレスを使うなら、畳やフローリングに直接敷く敷布団でも大丈夫です。

私たち腰痛夫婦が腰痛マットレスランキングの1位と2位に選んだ雲のやすらぎプレミアムモットンは、厚さが十分にあるので、底付き感がまるでなく、快適に眠ることができます。

ただし、湿気に気を付ける必要があります。

毎日の布団の上げ下ろしはもちろんのこと、定期的に風に当ててマットレスの湿気を取らなければいけません。

万年床はダメですよ。

ですから、腰痛の人は、あまり重いマットレスを選ばないようにしましょう。

例えば、雲のやすらぎプレミアムのシングルサイズは重さ6.7kg、モットンは7.5kgで、女性でも扱える重さです。

体型別おすすめ腰痛マットレス

腰痛マットレスと一口に言っても、体型別におすすめのものとそうでないものがあります。

  • (1)妊婦さん向け
  • (2)体が大きな人向け
  • (3)筋肉のある人向け

腰痛に悩んでいる方が多いと言われるこれらの体型別におすすめの腰痛マットレスをご紹介します。

妊婦さん向け

妊娠しておなかが大きくなってくると出てくる悩みが腰痛です。実際に赤ちゃんがお腹にいるととてもお腹が重いんですよね。

睡眠中、横になるとお腹の重みが全部腰にかかるので、腰への負担がとても大きくなります。

マットレス選びに失敗するとさらに腰痛を悪化させてしまうので、腰痛を和らげてくれるマットレスを選んでください。

マットレス選びのポイント

妊婦さんは、お腹が重くなることで腰に負担がかかり、腰痛を起こしやすくなります。お腹が重いため、就寝中も動きにくいのです。

質の良い睡眠をとる為には寝返りはとても重要です。就寝中に動けないと、腰の筋肉が硬くなってしまい、起きた時には体中が痛むということにもなります。

マットレス選びのポイントとしては、低反発であるか、高反発であるかがとても重要です。

低反発マットレスでは、体が沈み込んでしまうので、動きが制限されてしまいます。

一方で、腰痛マットレスなどの高反発マットレスであれば、体圧分散できるので、妊婦さんにも動きやすいです。

自然に寝返りさえ打つことができれば、血流もよくなり体への負担も減らすことができます。

妊婦さんが腰痛になる原因

腰痛に悩んでいるという妊婦さんの話は非常によく聞かれます。

妊娠中期から後期にかけてお腹はどんどん大きくなります。それにともない重心が下がってくるため、腰に負担がかかるのはある程度は仕方ないことではあります。

しかし、お腹が大きくなる前でも腰痛が起こる場合があります。これは妊娠によるホルモンの変化が影響していると考えられます。そのホルモンとはリラキシンというものです。

出産時、胎児は狭い産道を通り抜けて産まれてくるわけですが、この産道周りの筋肉を緩める働きをするのがリラキシンです。

産道周りだけではなく腰の筋肉などにも影響を及ぼすため、違和感や痛みを引き起こす可能性があるのです。

これらの症状を改善するためには、腰回りや腹部をしっかり固定して支えてあげると楽になります。

また温めると痛みが楽になりますので、ゆっくり入浴したり腰回りを温めるのが効果的です。

体が大きな人向け

腰痛マットレスとして知られる高反発マットレスですが、なぜ太っている人や大柄なスポーツ選手にも良いのでしょうか。

まず、太っている人や大柄な方は体重が重いので横になった際に普通のマットレスでは沈みやすくなる性質があります。

すると体重のかかりやすい腰が沈み込み、腰への負担が大きくなってしまいます。

しかし高反発マットレスの場合、沈み込んでも元に戻るため、体圧分散をしやすく腰への負担を軽減することができるのです。

そのため、高反発マットレスは、大柄な腰痛持ちの方にとって、寝ている際の体圧を分散しやすく、寝心地の良いマットレスとなっているのです。

寝具が柔らかすぎて身体が沈み込んでしまう方や、毎朝身体に痛みが残るという方におすすめです。

筋肉のある人向け

筋肉のある人は、背が高かったり、体重が重かったりしなくても、マットレスに寝ると体圧がかかります。

したがって、高反発マットレスが向いています。

腰痛マットレスと銘打っているものも様々にありますが、おおむね高反発タイプか低反発タイプに分かれます。

低反発では沈み込みやすくなることで腰に負担がかかってしまいますので、注意してください。

アスリートがおすすめするマットレスは腰痛にいい?

スポーツ選手などが勧めているマットレスは、体にいいい、ということは、腰にもいい、と思いたくなりますね。

でも、本当のところはどうなんでしょうか?

ここでは、マニフレックス、西川エアー(AiR)マットレス、エアウィーヴの腰痛効果について、簡単に紹介します。

マニフレックス

マニフレックスは、サッカーの香川真司選手が愛用しているということで有名なイタリア製の高反発ウレタンマットレスです。

マニフレックスのマットレスは、睡眠の質を高めて、身体のコンディションを維持する、という目的で作られています。

しかし、特に、腰痛の改善のためのマットレスというわけではありません。

それでも、マニフレックスの人気商品であるモデル246の口コミには、「腰痛が良くなった」という内容のものが多数寄せられていま す。

マニフレックスのマットレスは、マニフレックス社が独自に開発したエリオセルという高反発ウレタンフォームが使用されています。

エリオセルは、マットレスの上に寝たときに、身体の自然なカーブに沿って沈み、適度な反発力でしっかりと支えます。そうすることで、睡眠中に正しい姿勢がキープできるようになっています。

硬さは、170ニュートンで、かなり硬めです。

エリオセルの体圧を分散し、最適な睡眠姿勢をサポートする、という特徴は、腰痛にいいマットレスの特徴でもあります。

ですから、こういう特徴が身体に合って、腰痛が改善する人もいるのかもしれません。

西川エアー(AiR)マットレス

西川エアー(AiR)マットレスは、寝具メーカーの西川が開発、製造、販売している高反発ウレタンマットレスです。

野球の大谷翔平選手、田中将大選手、サッカーの三浦知良選手、ネイマール選手が愛用しているマットレスとしても有名です。

西川エアー(AiR)マットレスは、アスリートたちが試合や練習の後に身体のコンディションを整えるためのコンディショニングマットレスとして開発されました。

つまり、西川(AiR)マットレスも、特に、腰痛改善のためのマットレスではありません。

しかし、口コミの中には、「腰痛が良くなった」というものが多数あります。

ナゼなのでしょうか?

西川(AiR)マットレスは、高反発ウレタンフォームの表面を凸凹に加工して、身体を点で支える構造になっています。
この凸凹加工が、体圧を分散させ、しっかりとした反発力と共に、

  • ・雲のうえに乗っているような心地よい眠り
  • ・寝返りを打っても保たれる安定した寝姿勢
  • ・目覚めたときに感じるすっきり感

を実現させる構造になっているようです。

確かに、体圧分散に優れ、寝返りが楽にでき、寝姿勢をキープできる、といった腰痛にいいマットレスの特徴を持っていますね。

ただ、西川エアー(AiR)マットレスの凸凹構造が身体に合わない人は、身体中が痛くなってしまうそうです。必ずお店で試してから購入しましょう。

エアウィーヴ

エアウィーヴは、フィギュアスケートの浅田真央選手やテニスの錦織圭選手が愛用していることで有名なマットレスです。

上で紹介した2社のマットレスとは異なり、エアウィーヴはエアウィーヴ社が開発した樹脂のクッション材を使った高反発マットレスです。

エアウィーヴは、快適な寝心地を実現するために開発されたマットレスで、腰痛改善を目的としてはいません。

しかし、エアウィーヴの製品の中で、S-LINE、四季布団和匠、四季布団和匠・二重奏の3製品は、腰の沈み込みを軽減するために、腰が当たる部分を硬めにする仕様になっています。

S-LINE、四季布団和匠、四季布団和匠・二重奏は、

  • ・寝返りが楽にできる反発力
  • ・優れた体圧分散
  • ・腰の部分の適度なサポート
  • ・優れた通気性

という、腰痛にいいマットレスの特徴を持っています。

また、S-LINEと四季布団和匠・二重奏は、片面が夏に涼しく、もう片方の面が冬に暖かい、というリバーシブル仕様になっていて、1年中快適に眠れるようになっています。

ただし、これら3製品は、お値段がとても高いです。

マットレスの上に敷くタイプのS-LINEのシングルサイズが、99,360円(税込)です。

四季布団和匠と四季布団和匠・二重奏のシングルサイズが、それぞれ、129,600円(税込)216,000円(税込)です。

激安ニトリのマットレスがおすすめ出来ない理由

 

ニトリのマットレスは大手メーカーと提携したした商品は品質も良く、長期にわたって使用しても寝心地が良くて、おすすめできます。

しかし、激安価格で販売されているマットレスは、長期の利用に向いていません。
価格が安い分だけ必要最低限の機能に抑えていると考えられます。

特に、マットレス内部のコイルの作りが悪く、横になるとコイルのこすれる音がします。提携品と比べたら耐久性が劣るのではと予想されます。

快適な睡眠を期待する方は、雲のやすらぎやモットンのように、体圧が分散され、寝ている間の姿勢を負担がかからないように配慮されているマットレスを利用した方がいいでしょう。

値段も高いですがぐっすり眠れますし、起床した時に肩や腰に痛みを感じる方でも快適に利用できます。

マットレスの厚みも十分ありますので、寒い時期や冷え性の方でもゆったりと寝られます。通気性を良くするなどして、日頃のメンテナンスをしっかりすれば長持ちするでしょう。

腰痛マットレスQ&A



寝具としてマットレスをお使いの方の腰痛のお悩みについてQ&Aでお答えします。

Q1.フローリングの場合、マットレスの下に何を敷いたらカビが生えませんか?

すのこベッドというものが売っているのでその上にマットレスを敷いても良いですね。 折り畳み式のすのこベッドもあります。

Q2.わたしは寝返りをしていないようなのですが何が原因なのでしょうか?

体が沈み込むような布団やマットレスで寝ていると寝返りがしづらいことがあります。 また、睡眠姿勢が原因とも考えられます。

高反発マットレスは寝返りが打ちやすく設計されていて、腰痛にも効果があるので、寝返りが打ちやすい高反発マットレスをおすすめします。

詳しくは「3. 腰痛改善に効果のあるマットレス選び 6つのポイント」の中で寝返りについて解説しているので、ぜひ読んでみてください。

Q3.腰痛が激しい時には安静にすべきでしょうか?

慢性的な腰痛とは違い、突発的な腰痛の場合は、腰痛発症直後1~2日間は痛みが激しいので寝ているしかありません。

しかし、それ以上安静にしていると、周辺組織が固定化されて、回復を妨げることになります。

急に大きく動かすことは禁物ですが、腰痛マットレスでのうつ伏せ寝や体操で少しずつ動かして、椎間板を元の位置に戻すと同時に、周辺も柔軟にしていく方がいいですね。

Q4.腰痛は薬や注射で痛みを止めるのが効果的ですか?

急性の腰痛を緩和するので、生活に支障があるような激しい痛みの場合には効果的です。

しかし、これはあくまでも抑えるだけの対処療法。 痛みの原因となっている部位の根治には繋がりません。

腰痛マットレスでのうつ伏せ寝や体操などで病巣にアプローチして、時間がかかっても完治させる方が、生活の質が上がります。

Q5.なぜ仰向けで寝ると腰が痛くなるのでしょうか?

仰向けで寝ると腰痛になるのは女性のほうが多いようです。

これは、反り腰になっていることが理由で起こります。 ヒールの高い靴や内股で歩いている女性に多く見られます。

靴は変えれば良いでしょうけれども、歩き方を変えるのはとても難しいでしょう。

しかし、治す方法はあります。 なるべくヒールの高い靴を避けたり、常に姿勢を正しく保つようにしてください。

反り腰は姿勢が悪くなっているから起こります。 正しい姿勢であれば、腰の湾曲が正しい状態になるので、立っている時も座っている時も姿勢を正しましょう。

グッズで姿勢を正しても構いません。 腰回りのストレッチを取り入れるのも良いでしょう。 これらを行えば、仰向けになっても腰痛にならなくて済むはずです。

Q6.腰痛と筋肉疲労にはどのような関係があるのでしょうか?

腰痛は腰が曲がる、つまり姿勢が悪いことや加齢が原因だとあきらめてしまいがちですが、実は筋肉疲労や筋肉低下が原因のこともあります。

背筋より腹筋のほうが弱かったりすると筋肉疲労を引き起こし腰痛になります。
もちろん運動不足が原因のこともあります。筋肉疲労は血行不良でも起こります。

慢性疲労が原因で起こるのがぎっくり腰で、腰椎がずれるといった物理的な要因で炎症が起こることもあります。

無理な態勢を取ると急性の肉離れを起こします。主に使い過ぎが原因ですが、同じような症状に腰椎捻挫もあります。
疲労が蓄積することで乳酸がたまり、筋肉に負担がかかるのが筋肉痛で腰にも痛みが出ます。

食べ過ぎによる腰痛もあります。食べ過ぎると腸が疲労し、硬くなります。
支えていたおなか回りの筋肉が硬くなり、腰にも負担がかかるのです。

本来寝姿勢と立位姿勢は腰に負担がかからないものですが、座っている時や立っている時には背骨のS字カーブがきれいでないと背筋のコリが腰痛を引き起こします。筋肉が硬い状態だと寝返りが打てず、朝起きた時から疲労感を感じるといわれています。

寝返りには体のゆがみを直し、疲労物質を輩出する働きがあります。

Q7.腰痛だけでなく足もしびれるのですがどんな病気が疑われますか?

腰痛で悩む人は、国民の4人に1人、3000万人もいると言われています。
足もしびれると言う場合、椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症という病気による坐骨神経痛が考えられます。

腰痛が足にまで及んでいるという感じです。椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症による腰痛は、腰の神経が圧迫されるためにおこる坐骨神経痛と呼ばれるもので、腰痛全体の約10%を占めます。

腰から太ももの裏やひざ、くるぶしにまで電気が走ったような痛みやしびれが起きるのが坐骨神経痛の特徴です。
椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛の場合は、前かがみになると痛みやしびれが強くなります。
脊柱管狭窄症の場合は、後ろに反らすと痛みが走ります。

じっとしていても痛む場合や発熱や嘔吐を伴う場合は、内臓の病気の可能性も考えられます。湿布や自己治療で凌ごうなどと考えないで、早く医療機関を受診してください。

Q8.椎間板へルニアの場合はどんなマットレスを選べば良いのでしょうか?

椎間板ヘルニアによる腰痛を少しでも解消するためには、同じ寝姿勢を続けないことが重要です。

しかし寝ている間は同じ姿勢を何時間も続けることが多く、合わないマットレスを使うことで痛みを引き起こすこともあります。 椎間板ヘルニアの場合には、腰に負担がかからないように柔らかいマットレスを選ぶ人が多いでしょう。

しかし柔らかいマットレスでは体が沈みすぎ、体がくの字になってしまうことでさらなる腰痛を引き起こしてしまいます。

その点硬いマットレスであると寝返りが打ちやく、腰に負担のかからない理想的な根姿勢を保つことができるのです。

さらに高反発マットレスを選ぶことで体の圧力が上手く分散させることができ、背骨が自然なS字カーブを維持することが可能です。

椎間板ヘルニアの場合には硬めの高反発マットレスがおすすめであると言えるでしょう。

Q9.腰痛に良いとされる高反発マットレスにもデメリットはありますか?

腰痛を抱えている人は多いです。腰痛もちによいとされているのが高反発マットレスです。

そもそも腰痛の人にとっていけないのが、柔らかいマットレスです。寝たときに体が下の沈み込んでしまうことで、より腰に負担がかかるために、痛みが悪化する可能性があります。

高反発マットレスは、寝返りをうったときでも体をサポートしてくれるので、睡眠中に疲れないというメリットがあります。

ただ、デメリットもあります。それが価格がほかのものにくらべて高価になってしまうということです。高反発ウレタンマットレスの場合は、洗えないということもデメリットです。

ただいつも腰痛に苦しんでいる人にとって、痛みがなくなることや.365日使うことを考えれば、多少高くても我慢できるというのが本音です。

Q10.腰痛で起き上がれないときはどうしたらいいですか?

腰痛で起き上がれなくなってしまった場合はどのような対処が必要なのか説明します。

初期の対応が治癒までの期間を決めます。

まずは両手を体の脇に添えてうつ伏せになります。そして全身の力を抜き、深呼吸しながら5分間保ってください。

腰の痛みが強くてうつ伏せが難しければ、お腹の下にタオルを入れて腰を浮かせて5分間キープ。

痛みが和らいだら通常のうつ伏せ寝にしてください。

次に、うつ伏せ寝がある程度出来るようになったら、両ひじをついて腰を反らせた姿勢で5分間保ってください。

顔はまっすぐに前を向けて、下腹をしっかり床につけ、両ひじは90度にします。

症状がある間は1~2時間おきに行ってください。

まとめ

腰痛の原因は様々ですが、日本人の実に多くの人が悩まされています。姿勢やストレッチなど気をつけるべき点はありますが、毎日多くの時間を過ごす寝具は特に重要です。

値段については安ければ良いと言うものではありませんが、良いものを安く、が基本です。 高機能で高価格を選んでも良いですが、寝具は高い買い物になりますので後悔のないよう、 体験レビューや口コミを活用して満足度を確認してみてください。

腰痛夫婦の腰痛マットレスランキングを参考にしてくださった方へ。

主人と私は腰に痛みのない朝を迎えることがどんなに幸せなことか、腰痛になってみて初めて気付きました。

私が腰痛になったきっかけは子どものお布団で一緒に寝ていたから。

毎日多くの時間を過ごす寝具は自分の身体や体調に合ったものを絶対に選ぶべきなんです。

私たちのおすすめする腰痛マットレスがあなたの腰痛改善のお役に立てたら嬉しく思います。

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